縮毛矯正のダメージについて問い合わせが何件かあったのでご紹介しておきます
美容の施術の中でブリーチと並んでダメージしやすい
イメージがある縮毛矯正ですが実際は
【失敗しなければそんなに大きなダメージ】には
つながらないです
美容師側として気を付けるのはまず
まっすぐ伸ばすよりも最小限のダメージにおさえることのほうが優先順位が高いです
お客様からしたら「はっ?」って
かんじかもしれません
クセを伸ばしに来たのにダーメジさせないが優先って矛盾してるように思いますよね
でも事故が起きないようにするには大切なんです
縮毛矯正の失敗ってお客様が思ってる以上にすごいですよ
美容師を長くやってれば誰でも一回はみたことあるんですが毛先が竹ぼうきみたいになります
例えばハイダメージ(ブリーチをされていたり)のかたがご来店された場合
まずほとんどの場合、縮毛矯正の施術はお断りしています(パーマや場合よってはカラーも)
薬の種類によっては施術自体はできないことないんですが、クセが伸びやすい薬はたいがい強い薬になります
ダメージしている髪には強いのでつけ始めたところから反応していきます
全体塗り終わったころにはもう遅かったり…
ですから実質つけられない
弱い薬ではクセが伸びにくいのでお客様は満足しない
う~ん
むずかしいですね
自分の判断でまだかけてもチリチリにはならないなって判断したら
『あんまり伸びないし望んでいる仕上がりではないけどやりますか?』
こんな感じになってしまいます
ちょっとクセを伸ばすことよりダメージしないほうが絶対手入れは楽です
だから傷みが強いときはあまりおすすめしません
『赤信号で車が迫ってるけどダッシュすればいけるかもしれないし行っちゃいますか?』
『自分は青になるまで待ちます』って言っちゃうタイプです
信号もみないで行っちゃった結果が竹ぼうきです
目も当てられないですよ
竹ぼうきは魔女だけにしときましょう(竹ぼうきの画像探すのに何分使ってんだろ?)
コメント